道公立学校事務長会が理事研開く　円滑な学校運営へ共通理解　事業推進計画、人事上の課題協議

（関係団体 2016-07-13付）

各部の２８年度事業推進計画を決定した

　道公立学校事務長会（永井進会長）は八日、ホテルライフォート札幌で二十八年度第一回理事研究協議会を開催した＝写真＝。二十八年度事業推進計画、二十八年度当初人事異動上の課題などについて協議。開会あいさつに立った永井会長は、事務長昇任選考要領の改正によって、経験の少ない事務主任も昇任することが可能になったことにふれ、「より人材育成が重要になっている。一人でも多くの人が事務長、事務主任へ昇任できるように、職務に関連する能力を備えていただきたい」と訴えた。

　開会に当たり、永井会長があいさつ。当面する課題として、「就学支援金」「人材の確保・育成」「ストレスチェック」「事務改善」について説明した。

　また、全国の事務長会の動向にふれ、「七県市が休会、東海地区は活動停止で解散状態になっている」と報告。「事務長会は単なる調査・研究団体にとどまるのではなく、管理職員の団体として関係機関と意見交換し、提言・要望を行い、学校運営を円滑に進めていくという役割を共通認識としていただきたい」と事務長会活動のより一層の充実を訴えた。

　引き続き、道教委担当者が、事務長昇任選考要領の一部改正、教職員の政治的中立性確保などについて行政説明。また、飲酒運転の根絶に向け、「学校から飲酒運転事故を出さないという心構えで対応していただきたい」と要請した。

　協議事項では、二十八年度の事業推進計画として、各部の推進計画を決定した。

(関係団体 2016-07-13付)