若手のスキルアップへ　空知局が独自の職場研修

（道・道教委 2016-07-26付）

　【岩見沢発】空知教育局は本年度、局独自の取組として、教育行政職員としての資質・技能向上をテーマとする研修を実施する計画だ。本庁職員等を招いた集合研修や、係長・主査級職員による各種事務・実務経験に関するプレゼンテーションなど、計二十回程度を想定している。

　局では、経験年数一・二年目の若手職員が多数在籍。個別の事務のみならず教育行政全般に関する課題、知識を共有する機会を確保し、多様な業務への対応力向上、将来のキャリアデザインに向けた材料を提供することを目指している。

　本年度から新たに、局内の係長、主査級職員が主任・主事職員を対象に各種事務、実務経験を説明する。説明者のプレゼンテーション能力向上を図るとともに、主任・主事職員が今後のキャリアデザインを明確に描けるよう、各種事務の実態に即した情報を幅広く提供していく。

　テーマは、管内学校教育の重点と課題、道立学校運営費、財務会計など。このほか、本庁職員を招いた集合研修も実施していく予定で、約二十回を予定している。

　スタートとなった六日の研修では、小山茂樹局長が「仕事のスタイル」をテーマに講話。本庁の主査、主幹、高校教育課長、校長時代に心がけていた仕事への姿勢や重点を説明し、豊かな人間性や公務員としての規範意識、実行力をもつことの大切さを呼びかけた。

(道・道教委 2016-07-26付)