本年度アウトメディアプロジェクト ジュニアサポーター養成 江別市内全中学校やネイパル(道・道教委 2016-07-26付)
道子どもの生活習慣づくり実行委員会(佐藤彰会長)は、「どさんこアウトメディアプロジェクト」の本年度実施計画を決めた。電子メディアの利用方法・時間などの「わが家のオリジナルルール」の啓発資料作成と周知、児童生徒向けの学習・啓発資料「どさんこKYTシート」の作成・活用などを行う。小・中・高生を対象に、主体的に取組を推進するジュニアサポーターの養成事業をネイパル深川・北見・足寄で行うほか、江別市教委でも、市内全中学校で学習機会を提供する。普及フォーラムは実施会場を増やす。新たに幼児の保護者も対象に加えたフォーラムやワークショップを江別市、厚真町、下川町でモデル的に実施する。=関連記事「解説」欄=
同実行委員会は、PTAや学校教育、社会教育、教育委員会、企業・NPOの関係者、道・道警・道教委の関係部署担当者で組織。会長を道PTA連合会の佐藤会長、副会長を札幌市PTA協議会の大森義行会長が務める。
子どもたちの電子メディアとの接触時間を見直し、望ましい生活習慣の定着を図る「どさんこアウトメディアプロジェクト」に、二十六年度から取り組んでいる。
本年度は、これまで行ってきた五つのアクションを引き続き実施し、プロジェクトの確実な普及啓発を図ることにした。
アクション―1では、電子メディアの利用方法・時間などの「わが家のオリジナルルール」について情報収集し、啓発資料を作成するなどして周知する。
アクション―2では、各種フォーラムなど、保護者や子どもたちへの学習機会提供を継続する。
保護者などへの学習機会として開く普及フォーラムは、道PTA連合会が昨年度の全道十五会場から、本年度は二十五会場に拡大。札幌市PTA協議会は一会場で開く。
また、本年度は、幼児の保護者も対象に加え、江別市でフォーラム、厚真町と下川町でワークショップをモデル的に実施する。
高校生が課題を自分のこととしてとらえ、その解決に向けた取組を自ら考え、実践・発信する高校生徒会フォーラムは、ネイパル砂川・森・厚岸が十一月に開く。
アクション―3では、児童生徒向け学習・啓発資料「どさんこKYTシート」を新たに作成し、危険予知トレーニングに活用する。
アクション―4では、実際に電子メディアを利用する小・中・高生を対象に、節度をもった利用の意識を高め、自ら主体的に取組を推進する担い手として、ジュニアサポーターを養成する。
養成事業は、ネイパル深川・北見・足寄が主催事業として実施。また、江別市教委が十月に市内全中学校で、電子メディアについての講演会を開き、中学生に学習機会を提供する。
アクション―5では、二十七年、二十八年に続き、二十九年一月に取組状況調査を実施。調査内容は、「ノーゲームデー」の普及状況や、地域や学校での独自のルールづくり等の取組状況などで、過去二回の調査からの経年変化を把握する。
(道・道教委 2016-07-26付)
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