上川局職員が飲酒運転根絶誓う　率先し交通法規順守を　局長訓示や決起大会参加など

（道・道教委 2016-07-28付）

小野寺局長が「規範意識を強くもって」と呼びかけた

　【旭川発】上川教育局職員は十三日、「飲酒運転根絶の日」に伴い、小野寺一郎局長による訓示や、上川地区決起大会への参加を通し、「飲酒運転をしない、させない、許さない」ことを固く誓った。小野寺局長は「すべての職員が率先して交通法規を順守し、規範意識を強くもってほしい」と話している。

　昨年十二月一日に施行された道の飲酒運転根絶条例に基づくもの。二十六年に小樽市で発生した飲酒運転事故が発生した七月十三日を、「飲酒運転の根絶の日」と定めている。

　それに伴い道教委では、「職員の飲酒運転の根絶に向けた決意と行動」を策定。「根絶の日」から九月三十日までを強化期間と位置付け、全教育局職員で根絶誓約書に記名・押印する決意表明をした。加えて、「飲酒運転根絶カード」を作成・配布し、意識向上を図っている。

　この日は、上川教育局で小野寺局長が職員に対し訓示し、飲酒運転の根絶を訴えた。

　このほか、上川総合振興局と道警旭川方面本部、旭川市などが旭川市市民活動交流センターで開催した上川地区決起大会に、管内や旭川市の校長会とともに参加＝写真＝。飲酒運転撲滅に向け気を引き締めた。

　また、大会後に市内のイオンモール旭川西店で街頭啓発を行い、市民に対し交通安全グッズを手渡しながら、飲酒運転の根絶を訴えた。

　小野寺局長は「飲酒運転根絶に向けては、一人ひとりが強い気持ちをもって自主的に行動することが必要となる。すべての職員が率先して交通法規を順守し、〝飲酒運転をしない、させない、許さない〟という規範意識を強くもってほしい」と述べている。

(道・道教委 2016-07-28付)