道教委が道南圏新設高等支援説明会　規模・学科など考え示す

（道・道教委 2016-08-01付）

　【函館発】道教委は七月二十日、北斗市総合文化センターで、道南圏に新設する高等支援学校に関する説明会を開催した。教育関係者や保護者などが参加。学校教育局特別支援教育課の担当者が、新設予定の学校規模や設置学科などにについて説明を行った。

　道教委は、上磯高校の空き教室を利用して、二十九年四月に高等支援学校を新設する案を提示している。

　案をみると、学校規模は一学年二学級で定員は十六人。職員数は二十人ほどを予定している。設置学科は、環境・流通サポート科と福祉サービス科で、各学科の定員は八人となる見通し。校舎の改修・整備については、実習室の整備や職員室の増築、エレベーターの設置などを八月から来年三月まで行う予定となっている。

　道教委は説明で、九月初旬に道教委が公表する公立特別支援学校配置計画によって正式に決定した場合、十月に開校準備事務室の設置および学校名を決定する考えを示した。

このあと、スクールバスの有無や選択科目の具体的内容、入学者選抜の内容などに関する質疑応答が行われた。

(道・道教委 2016-08-01付)