札幌市小学校長会が９月総会開く　学校改善の手立て講じて　渡辺会長が指導力発揮求める

（関係団体 2016-09-16付）

札教研事業秋の研究集会の日程確認などを行った

　札幌市小学校長会（渡辺元会長）は十四日、ホテルライフォート札幌で九月総会・研修会を開催した＝写真＝。九、十日に行われた北海道小学校長会第五十九回教育研究小樽大会の様子について報告。また十月十二日に行われる札幌市教育研究推進事業（＝札教研事業）秋の研究集会の日程についても確認した。

　冒頭、渡辺会長があいさつ。九月は多くの学校で通知表の作成とともに学校評価をすることから、「校長のリーダーシップのもと、全教職員が一丸となって後期における改善の具体的手立てを講じてほしい」と呼びかけた。

　また、命を大切にする指導の充実について、「子どもの命の大切さを見つめ直す月間は今月二十三日までだが、引き続き、指導の充実に向けた取組を進めてほしい」と述べた。

　来賓あいさつでは、市教委の長岡豊彦教育長が登壇。二学期が始まり、重大な事故が起きていないことに感謝の気持ちを述べ、「これからも丁寧に子どもたちに向き合ってほしい」と呼びかけた。札幌市の教育の目指す〝知・徳・体の調和のとれた教育〟については、「学ぶ力」「豊かな心」「健やかな身体」の三点の育成を求めた。

　議事では、今月九、十日に行われた北海道小学校長会第五十九回教育研究小樽大会の様子を報告。また、十月十二日に行われる札教研事業秋の研究集会の日程について確認した。

　このあと研修会では、西山製麺㈱代表取締役社長の西山隆司氏が「サッポロ西山ラーメンの誕生秘話と海外展開」と題して講演。西山氏は、同社の歴史や海外展開の概要等を紹介した。

(関係団体 2016-09-16付)