３定札幌市議会第１部予算特別委員会　就労支援などで方針説明　プログラミング教育、ＡＬＴでも答弁

（市町村 2016-10-18付）

　三定札幌市議会第一部予算特別委員会が十四日、市役所本庁舎第一特別委員会会議室で開かれた。國安政典委員（公明党）や伴良隆委員（自民党）、伊藤理智子委員（日本共産党）が登壇し、「就労支援」「プログラミング教育」「ＡＬＴの活用」等について質疑。引地秀美学校教育部長が答弁した。

　引地部長は市立高等支援学校の生徒への就労支援について、「市立高等支援学校二校と関係機関との連携に向けて立ち上げた就労支援ネットワークを機能させ、就労支援や生活力の向上など生徒の社会的自立に向けた取組を進めたい」と方針を示した。國安委員の質問に対する答弁。

　プログラミング教育の対応について引地部長は「今後、国が実施するプログラミング教育モデル事業の成果・課題を参考にするなど動向を見極め、適切に対応したい」と方針を示した。現在、国や中央教育審議会ではアクティブ・ラーニングに資するプログラミング教育の必修化が議論されている。伴委員の質問に対する答弁。

　ＡＬＴの活用方法について引地部長は、直接雇用や業務委託のメリット・デメリットにふれ、「人材確保には様々な方法がある。他都市の取組を参考にしながらＡＬＴの活用を検討していきたい」と述べた。伊藤委員の質問に対する答弁。

(市町村 2016-10-18付)