苫小牧市教委が建設業者に感謝状　学校環境の向上に謝辞　植苗小中の樹木伐採に対し

（市町村 2016-10-19付）

山田組に感謝状を贈呈

　【室蘭発】苫小牧市教委は十一日、市内の植苗小中学校においてボランティアで樹木の伐採作業を行った㈱山田組（札幌、山田健一郎社長）に対し感謝状を贈呈した＝写真＝。和野幸夫教育長が「学校環境の向上に大きく貢献した」として、感謝状を贈呈。山田社長は「今後も地域に役立つ活動を続けていきたい」と意欲を示していた。

　同社は九月上旬、市教委や学校側からの要望を踏まえ、植苗小中で地域貢献活動を実施。作業員十人が高所作業車を使用しながら、二日間にわたって作業を行い、二十五本の樹木を伐採した。

　市教委では、今回の取組を「学校環境の向上に大きく貢献した」と評価して、感謝状を手渡すことになった。同社が市教委から感謝状を贈呈されるのは昨年に続き二回目。和野教育長は「地域や学校も大変喜んでおり、これからも協力していただけたらありがたい」と述べた。

　感謝状を受け取った山田社長は「昨年に続いて感謝状をいただき、うれしく思う。地域の声に耳を傾けながら、今後も地域に役立つ活動を続けていきたい」と話していた。

(市町村 2016-10-19付)