第５２回道文化財保護功労者表彰　変わらない尽力求める　１個人２団体の功績たたえ

（関係団体 2016-11-11付）

舟山会長が感謝状を手渡した

　道文化財保護協会（舟山廣治会長）は十月二十七日、札幌市資料館で第五十二回道文化財保護功労者表彰式を執り行った。本道の文化財保護と保護思想の普及における長年の功績をたたえ、一個人二団体に感謝状を手渡した＝写真＝。

　同協会は、本道の文化財の保存、保護および保護思想の普及に関する実践功労を顕彰し、文化財保護の普及に資することを目的としている。

　本年度の受賞者は、滝川市や沼田町における古生物の調査・研究や地域住民に対する古生物の普及啓発に努めた田中三郎氏、アイヌ民具を収蔵し、文化財の保存保護に尽力した川村カ子トアイヌ記念館、札幌市民から寄託された郷土資料の普及啓発を展開している月寒地区町内会連合会・つきさっぷ郷土資料館運営部。

　当日、舟山会長が式辞に立ち、「受賞者に深く敬意を表するとともに、今後とも、文化財の保護に、変わらない指導と尽力をお願いする」と述べた。

　続いて、小田嶋政子副会長が受賞者の功績を紹介したあと、舟山会長が受賞者に表彰状を手渡した。

　このあと、三井あき子道議会副議長が来賓祝辞を述べた。また、高橋はるみ道知事と柴田達夫道教委教育長からのメッセージを紹介した。

(関係団体 2016-11-11付)