どさんこ☆子ども全道サミット各地区会場の様子⑫　相談しやすい環境づくり―十勝地区

（道・道教委 2016-11-15付）

十勝地区の意見を全道に向け発信した

　【帯広発】本別高校を会場とした十勝地区では、いじめ防止に向けた取組について四グループで議論を交わした＝写真＝。管内の小中高生二十二人が参加し、それぞれの立場から意見を交流。協議の結果、十勝地区の意見を「行きたいと思う学校にするために、お互いを理解・尊重し、相談しやすい環境を作ろう！」に決め、全道に向けて発信した。

　この日は、管内から小学生三人、中学生四人、高校生十五人が参加。小中高生の混合した四つのグループを構成し、高校生がグループの中心となりながら協議を深めた。

　児童生徒は、「各学校のいじめ問題の取組」や「各自が考えるいじめを防ぐために学級・学校で取り組めること」をテーマに意見を交流。各グループからは、「相手の気持ちを理解するために、交流を深める必要がある」「みんなが過ごしやすい環境をつくるために、ルールや決まりごとをつくり、コミュニケーションを取る時間を設ける」「行きたいと思う学校にするために、相手を理解・尊重する」「誰もが分かり合うために相談しやすい環境が必要」などの意見が挙がった。

　このあと、各グループから出された意見を整理し、十勝地区としてのまとめを議論。協議の結果、「行きたいと思う学校にするために、お互いを理解・尊重し、相談しやすい環境を作ろう！」に決定し、全道に向けて発信した。

(道・道教委 2016-11-15付)