どさんこ☆子ども全道サミット各地区会場の様子⑧　異学年交流の促進誓う―上川地区

（道・道教委 2016-11-15付）

いじめのない明るい学校づくりに向け意見交換

　【旭川発】上川地区の会議は、旭川永嶺高校を会場に開かれた。管内の小・中学校および高校の児童会、生徒会から計三十七人の児童生徒が参加。いじめのない明るい学校づくりに向けて意見交換した。今後は、自分の意志をもって相手のことを考えたコミュニケーションを心がけていくことを誓った。

　はじめに、アイスブレイクを行い参加者同士で自己紹介し、親睦を深めたあと、全道テーマに沿って、グループで意見交換した。

　参加者は、自校の取組などを紹介したほか、他校の取組について理解を深めた。話し合いを通して、児童会や生徒会が率先して意識啓発していくことや、日常的な声かけなどの大切さを再認識していた。

　上川会場の意見として、「みんなの気持ちを考えるために、自分の意志をもちつつ、相手のことを考えてコミュニケーションをとろう」とまとめ、全道に発信。いじめの根絶に向け、管内全学校で取り組んでいく決意を示した。

　このあと、地区会議に移り、「いじめやネットトラブルのない、明るく楽しい学校生活を送るために、児童会・生徒会で〝必ず行う〟こと」をテーマに話し合った。

　参加者は、ポスターでの意識啓発や縦割り班による交流活動、全校的なふれあい集会などのアイデアを上げた。

　参加者の意見を集約し、「上川いじめ根絶宣言」を決定。「いじめのない明るく楽しい学校生活を送るために、管内すべての学校でコミュニケーションを深める他学年や学年内の交流を行う」ことを誓った。

(道・道教委 2016-11-15付)