どさんこ☆子ども全道サミット各地区会場の様子⑨ 思いやりのある行動を―留萌地区(道・道教委 2016-11-15付)
いじめをなくすため、留萌会場として二つの意見をまとめた
【留萌発】「どさんこ☆子ども全道サミット」留萌地区は、留萌高校を会場に開催された。管内の小中高生合わせて約五十人が参加し、いじめのない学校づくりのための方策を協議。留萌会場としての意見を「いじめをなくすために、価値観を尊重し互いを思いやって行動する」「相手を理解するために、相手に思いやりをもって自分も周りの行動を考える」の二つにまとめた。
協議では、参加した児童生徒が六グループに分かれ、学校での体験談などをもとに、いじめの原因について考えた。児童生徒は「価値観の違いから少しずつすれ違いが起こる」「〝いじる〟行為がエスカレートする」などの意見を上げたほか、「相手の顔が見えないネット上では、悪意のある発言がしやすい」と、ネットトラブルについても声を挙げた。
これらの考えを踏まえ、解決策について意見交換。「相手の価値観を尊重する」「思いやりの心をもつ」「一人ひとりがいじめ問題について深く考える」など、心と行動の両面から解決策を考えた。
このあと、出された意見をまとめ、留萌会場としての意見を、「いじめをなくすために、価値観を尊重し、互いを思いやって行動する」「相手を理解するために、相手に思いやりをもって自分も周りの行動を考える」の二つに決定。全道に向け発信した。
留萌教育局の輕部恭子教育支援課長は「話し合った意見を各学校にもち帰り、伝えてほしい。みんなで考え、行動に移すことで、いじめはなくなると信じている」と呼びかけた。
続いて、同会場で「どさんこ☆子ども地区会議」を開催。昨年度の参加者がまとめた「いじめのない明るい学校づくりにむけて」を一層充実させようと、参加者全員で考えを深め合った。
(道・道教委 2016-11-15付)
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