どさんこ☆子ども全道サミット各地区会場の様子⑪　相手の個性を尊重しよう―オホーツク地区

（道・道教委 2016-11-15付）

管内４会場に小中高生２４５人が参加

　【網走発】オホーツク地区では、北見柏陽高校をメーン会場に管内四ヵ所で開催された＝写真＝。北見、網走、遠軽、紋別地区の小中高生総勢二百四十五人が参加。「いじめの原因について考え、いじめを防ぐために学級・学校で取り組めることを考えよう！」のテーマのもと、学校種が混合したグループで具体的な解決策を考えた。

　北見会場では、六十三人が参加。午前中はグループに分かれ、いじめの原因や予防策を協議した。各自の意見を付せん紙に記入して模造紙に張り、考えを交流。テーマに沿った具体的な解決策を探った。

　午後から行われた地区会議では、管内の四会場をテレビ会議システムでつなぎ、二百四十五人の児童生徒が交流・協議した。

　グループ協議では、会場ごとに各学校種で取り組む内容をまとめた。このうち北見会場からは、「相手を思いやる心を育むため、あいさつ運動などコミュニケーションを図る取組を進める」などの方策が提案された。

　オホーツク地区会場では、テーマに対するまとめを、「いじめをさせない環境にするために、コミュニケーションを取って相手の個性などを理解し尊重し合おう」に決定。全員が各学校で実践する決意を示した。

　なお、北見会場では、協議に先立ち、二十八年度「いじめ・ネットトラブル根絶！メッセージコンクール」の管内受賞者の表彰式が執り行われた。オホーツク教育局の松本邦由局長が各部門の最優秀賞受賞者に賞状を手渡した。

(道・道教委 2016-11-15付)