釧路局 ジュニアリーダーコース集合学習 地域活性化へプラン発表(道・道教委 2016-11-28付)
中高生19人が参加し、それぞれのアイディアを出し合った
【釧路発】釧路教育局は十九日、釧路市生涯学習センターで青少年の体験活動推進事業「ジュニアリーダーコース」第二回集合学習を開催した。管内の中高生十九人が参加し、グループごとに地域を活性化するアクションプランを発表した。
交流によって地域を客観的に見つめる視野を養うとともに、地域における課題の解決に向けたアクションプラン作成を通して、地域の様々な体験活動やボランティア活動などに参画する青少年を育てることが目的。
これまで参加者は、町村ごと六グループに分かれて、地域を活性化するプランについて考え合ってきた。今回は、それぞれの活動を報告することとした。
はじめに、釧路教育局の青野努次長があいさつに立ち、「住民一人ひとりが自分の住む地域の特性や魅力、課題を知り、地域社会の一員としてまちづくりにかかわることが大切」と強調。継続的にまちづくりにかかわるよう期待を寄せた。
このあと、各グループは、友好都市子ども交流事業や地域の祭り、イベントにスタッフの一員として参加して感じたことを振り返り、今後の方向性、地域活性化のアクションプランを発表。「体を動かしたり、携帯電話を使ったイベントを企画したい」「スタッフとして参加して得た成果をみんなに伝えたい」などと話していた。
それぞれの発表に対して参加者や町村担当者、釧路教育局職員が投票し、十二月にFMくしろへ出演する代表チームとして、標茶町チームを選出した。
◆標茶町チーム地域FMで発表
標茶町チームは、「人と人のつながり、地域が地域を育てる」と題して発表した。「しべちゃアドベンチャースクール」の参加者が少なかったことから、町内の小学校を訪問して参加を呼びかけた結果、参加者が増えたことを報告。今後は、標茶町教委と意見交換して、活動内容について企画することや、小学校だけではなく中学校にも参加を呼びかける考えを示した。
釧路教育局社会教育指導班の柴田快憲主査は「今回がゴールではない。今後も改善を加えながら、レベルアップしていってほしい」とまとめた。
なお、標茶町チームは、十二月三日にFMくしろに出演する予定。
(道・道教委 2016-11-28付)
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