道・道教委と大塚製薬が連携協定 教育・スポーツ振興を 生活習慣定着や体力向上など(道・道教委 2016-11-25付)
協定締結を機に、連携強化を期す(左から杉本教育部長、高谷札幌支店長、村木保健福祉部長、山崎営業本部長)
道・道教委は二十二日、大塚製薬㈱との間で、「道民の健康づくりの推進に向けた連携に関する協定」「北海道の子どもの教育・スポーツの振興に向けた連携に関する協定」を締結した。「教育・スポーツの振興に向けた連携」では、大塚製薬がもつ食育や健康に関する知識、ノウハウの提供・提案を受け、子どもたちの望ましい生活習慣定着や体力向上などに取り組んでいく。
道・道教委は、公共サービスの充実を図っていくため、民間企業のノウハウやアイデアを活用した、官民一体となった協働の積極的な推進とともに、活力と潤いのある地域づくりの促進に取り組んでいる。
一方、大塚製薬は、「世界の人々の健康に貢献する改革的な製品を創造する」との企業理念のもと、トータルヘルスカンパニーとして事業を展開している。
こうしたことから、道・道教委と大塚製薬との連携・協働のもと、健康づくりの推進や教育・スポーツの振興に向けた取組を行うことによって、道民、子どもたちの健康的な生活の実現を図るため、協定締結の運びとなった。
二十二日に道庁本庁舎で行われた調印式には、道から村木一行保健福祉部長、道教委から杉本昭則教育部長、大塚製薬から山崎正三執行役員営業本部長と高谷浩司札幌支店長が出席。協定書に調印して交換し、固く握手を交わした。
調印後、村木保健福祉部長は「協定をベースにして、道民の健康、長寿に取り組んでいきたい」、杉本教育部長は「相互に連携協力しながら、食育をはじめとする子どもたちの望ましい生活習慣の定着、健やかな体と豊かな心を育む取組を展開、充実させていければ」、山崎執行役員営業本部長は「今後、より一層、道民の健康、そして、健康寿命の延伸に役立つよう努力していく」とそれぞれあいさつした。
今後、道と大塚製薬との連携では、「道民の健康づくりに関する情報提供や地域の健康づくりを支援する事業への協働」などに取り組んでいく。
また、道教委と大塚製薬との連携では、「子どもの望ましい生活習慣の定着に関すること」「子どもの体力向上に関すること」「その他、子どもの教育・スポーツの振興に関すること」を実施。
大塚製薬がもつ食育や健康に関する知識、ノウハウの提供・提案を受け、子どもたちの朝食摂取率の向上や講演会・イベント支援といった食育に関する啓発活動を行うほか、スポーツイベント支援といった体力向上に取り組む環境づくりを進めることなどを想定している。
(道・道教委 2016-11-25付)
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