飲酒運転根絶へ意識高揚　臨時校長・教育長会議開く―後志局

（道・道教委 2016-11-28付）

武田局長が「職員が絶対に〝飲酒運転をしない、させない、許さない〟という規範意識をもつことが大切」と訴えた

　【倶知安発】後志教育局は十八日、後志合同庁舎で飲酒運転に関する臨時道立学校長会議と臨時市町村教委教育長会議を開催した。関係者が一堂に会し、飲酒運転に関する取組について確認するとともに、飲酒運転根絶に向け、あらためて意識の高揚を図った。

　道教委は、六月に教員・道職員・警察官の飲酒運転による逮捕等が続発したことを踏まえ、職員の飲酒運転の根絶に向けた「決意と行動」を策定。しかし、教職員による飲酒運転は後を絶たず、十一月十二日にも旭川市内の小学校教諭が飲酒運転で逮捕される事案が発生した。

　会議は、あらためて、飲酒運転の再発防止について徹底を図ることを目的としたもの。管内における規範意識の高揚を図るべく、学校長や教育長を対象に臨時開催した。

　両会議であいさつに立った武田信吾局長は「職員が絶対に〝飲酒運転をしない、させない、許さない〟という規範意識をもつことが大切。再発防止策を確認するとともに、他校で発生したことを、“どこでも発生し得る”ことを前提に自分事ととらえ、飲酒運転根絶に向けた取組を徹底するよう、引き続き、指導をお願いする」と要請した。

　参加者はあらためて、飲酒運転の根絶に向けた指導・対応の徹底を誓った。

(道・道教委 2016-11-28付)