職務の重み認識し行動を 胆振局・教育長協議会・校長会連名で飲酒運転根絶緊急メッセージ(道・道教委 2016-12-16付)
胆振飲酒運転根絶宣言
【室蘭発】胆振教育局は六日付で、胆振管内教育委員会教育長協議会(豊島滋会長)、胆振管内校長会(反保秀規会長)と連名で、「飲酒運転、交通違反・事故の根絶に向けた緊急メッセージ」を管内市町教委宛てに通知した。飲酒運転等の根絶に向け、管内教職員に意識改革と教育公務員として節度ある行動をとるよう求めている。
本年度における管内教職員による交通違反や交通事故の件数は、すでに昨年度を上回る状況。道内においても、各地で飲酒による検挙等が相次いで発生している。
緊急メッセージでは、こうした状況について、「子どもたちの交通安全教育に携わる教職員が不祥事を起こすことは、たとえ一部の行為であっても、学校教育に対する子どもたちや保護者、地域住民の信頼を損ない、毎日の指導に懸命に取り組む多くの教職員の努力が裏切られることになり、許されるものではない」としている。
その上で、児童生徒の教育に直接従事する教職員に対し、今一度、自らが全体の奉仕者として公共の利益のために職務を遂行すべき責任を負っていることや、子どもたちの手本となるべき立場にあることなど、教職員一人ひとりが職務の重みを十分に再認識し、法令順守や服務規律の厳正な保持に努めるよう呼びかけている。
さらに、緊急メッセージと併せて、「胆振飲酒運転根絶宣言!」=写真=も送付。「飲酒運転をしない、させない、許さない」を合い言葉に、強い気持ちをもち続け、飲酒運転根絶に率先して取り組むことを求めている。
(道・道教委 2016-12-16付)
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