１定道議会一般質問（２９年３月８日）　生徒の希望実現へ経済団体に要請等　特別支援卒業者の就労支援

（道議会 2017-03-10付）

　一定道議会一般質問（八日）では、知的障害特別支援学校高等部卒業生の就労支援について、質疑が行われた。

　柴田達夫教育長は、二十八年三月卒業者の状況を説明。十七校六百六十四人の卒業生のうち、一般就労が百八十五人、事業主と雇用契約を結び就労等に向けた必要な訓練を受ける就労継続支援Ａ型が六十四人、雇用契約を結ばずに必要な訓練等の支援を受ける就労継続支援Ｂ型が百七十人、通常の事業所への就労を目指す就労移行支援が百五十九人、進路未決定が八人だったことを明らかにした。

　また、一般就労および就労継続支援Ａ型を合わせた就職状況について、二十三年三月が百十六人なのに対し、二十八年三月は二百四十九人で、百三十三人増加。全卒業者数に占める割合も、二四・七％から三七・五％へと一二・八ポイント増加したと説明した。

　その上で、「労働や福祉の関係機関と連携しながら、経済団体等への雇用要請を行うなどして、生徒の希望の実現につながるよう取り組んでいく」と答弁した。

　宮川潤議員（日本共産党）の質問に答えた。

(道議会 2017-03-10付)