１定道議会一般質問（２９年３月８日）　外部指導者活用のニーズ把握し支援　運動部活動で教育長

（道議会 2017-03-10付）

　道教委の柴田達夫教育長は、一定道議会一般質問（八日）で、運動部活動への外部指導者活用について答弁した。

　柴田教育長は「本道においては、学校の小規模化に伴う教職員数の減少による部活動指導における負担の増加や、高度化・専門化するニーズに対応可能な指導者の不足などの課題が指摘されている」ことを踏まえ、「豊富な競技経験等を有する外部指導者を活用することが有効」との考えを示した。

　その上で、「外部指導者の人材リストや外部指導者を活用した部活動指導に関する取組事例などの作成・配布、また、専門的指導者がいない道立学校への外部指導者の派遣などに取り組んできた」と説明。

　今後は、「市町村教委や学校などから、部活動における外部指導者の活用に関するニーズ等を把握するとともに、国における部活動指導員の配置に関する制度改正や、運動部活動の在り方に関するガイドラインの検討状況なども注視しながら、道体育協会や競技団体等との連携のもと、学校における部活動指導の充実に向けた支援に取り組んでいく」と答弁した。

　久保秋雄太議員（自民党・道民会議）の質問に答えた。

(道議会 2017-03-10付)