全国学力・学習状況調査　小・中１５３０校で実施　道内実施状況―道教委まとめ

（道・道教委 2017-04-20付）

　道教委は十八日、二十九年度全国学力・学習状況調査の道内実施状況を発表した。この日、調査を実施したのは、公立小・中学校（義務教育学校前期課程・後期課程、特別支援学校小学部・中学部、中等教育学校含む）合わせて対象校一千六百四十一校のうち、一千五百三十校。調査を受けた児童生徒数は七万三千百七十二人だった。

　小学校は、対象校一千四十三校のうち、九百七十一校で実施。児童三万五千八百十八人が調査を受けた。

　このうち、札幌市を除く市町村は、対象校八百四十校のうち、実施校数が七百六十九校。児童数が二万一千九百六人。札幌市は、対象校二百三校のうち、実施校数が二百二校。児童数が一万三千九百十二人。

　中学校は、対象校五百九十八校のうち、実施校数が五百五十九校。生徒数が三万七千三百五十四人。

　このうち、札幌市を除く市町村は、対象校四百九十八校のうち、実施校数が四百六十校。生徒数が二万三千三百四十八人。札幌市は、対象校百校のうち、実施校数が九十九校。生徒数が一万四千六人。

　調査当日の暴風などに伴う臨時休校によって実施できなかった学校は、小学校が六十八校、中学校が三十七校。

　そのほか、小学校四校、中学校二校で実施できなかった。理由をみると、小学校は、インフルエンザによる学校閉鎖が二校、在籍児童一人の学校で対象児童が欠席したのが一校、休業日によるものが一校。中学校は、在籍生徒一人の学校で対象生徒が欠席した学校が二校だった。

(道・道教委 2017-04-20付)