星槎道都大と札幌新陽高が協定 交流深め魅力ある教育実現 大学公開講座受け入れなど(学校 2017-05-08付)
協定書を手にする荒井校長(左)と山本学長
星槎道都大学(山本一彦学長)と札幌新陽高校(荒井優校長)は四月二十四日、札幌新陽高で高大連携協定調印式を執り行った。山本学長と荒井校長が協定書を交わし、相互の教育にかかる交流・連携を通して、一層魅力ある高校教育および大学教育を実現していくことなどを約束した。
同大学では、専門的・発展的な知識を提供し、生徒の好奇心を高めるとともに、学習意欲と目的意識の向上を目的に様々な高校と協定を締結しており、同校が七校目となる。今回は、同大学社会福祉学科との交流を中心に、福祉分野における教育の充実を図ることを目指した。
この日、山本学長が札幌新陽高を訪問し、荒井校長と協定書を交わした。
協定内容は、①大学教員による高校への出張授業②大学の授業科目への特別科目等履修生の受け入れ③大学の各種公開講座への受講生の受け入れ④教育・研究についての情報交換および交流⑤その他、双方が協議し同意した事項―の五点。このほか、サークル活動やボランティア活動を通した交流などを行うことを確認した。
山本学長は「教育において、提供できるものは提供し、吸収すべきものは吸収するなど、積極的にかかわることで関係を密にしていきたい」、荒井校長は「〝日本一に本気で挑戦する〟という目標のもと、生徒の可能性を伸ばすための学びがつながるものになれば」とそれぞれ意気込みを述べた。
(学校 2017-05-08付)
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