釧路市青葉小と北中で　地元業者がグラウンド整地　外で安全に運動して

（学校 2017-05-01付）

グラウンドを平らに均した。写真は北中での作業

　【釧路発】釧路市立青葉小学校と釧路市立北中学校で二十一日、東道路㈱（釧路市、白崎義章社長）とタカオ工業㈱（釧路市、池田優社長）によるグラウンド整備が行われた。作業員六人が参加し、児童生徒が安全に運動することを願った。

　青葉小と北中の校区内にタカオ工業の社屋があることから、例年、グラウンド整備を行っており、ことしで青葉小は十一回目、北中は七回目の取組となる。

　北中では午前八時三十分から作業を開始。タイヤローラーでグラウンドの土を踏み固め、トラックでレーキを引いて均し、グレーダーで平らにしていった。穴の大きいところは人力で行い、石やごみも拾った。

　午後からは青葉小で実施。本格的な春を迎え、児童生徒の屋外での活動に支障が出ないよう願いを込めて作業を進めた。

　タカオ工業の寺澤典恭常務は「子どもたちが元気に喜んで運動に取り組んでくれれば」と述べ、今後も活動を続けていく考えを示した。

　北中の佐藤一浩校長は雪解け時期に車がグラウンドに入ったためタイヤの跡などがついていたことにふれ、「部活動に取り組む生徒のけがの原因にもなるので、整備していただきありがたい」と話していた。

(学校 2017-05-01付)