北見工業高が工事現場体験 建設科3年生23人が参加 建設業のイメージ変わった (学校 2017-04-28付)
ごみ焼却施設建設工事現場で実習に取り組んだ
【網走発】北見工業高校(飯田耕一郎校長)は十九日から三日間、建設科三年生を対象にした現場体験実習を実施した。受入先は網走建設業協会の会員企業など。建設業についての説明や現場での実習を体験し、生徒たちは、「楽しそうに仕事をしていた」「建設業のイメージが変わった」などと感想を話していた。
実践的な現場吹付法枠工の体験を通して、自己の個性や適性を把握し自己理解を深め、働くことの意義や目的の理解など、確かな勤労観・職業観を身に付けることが目的。対象は建設科三年生二十三人(土木コース十一人、建築コース十二人)。
受入先は、㈱渡辺組、南建設㈱、㈱丸田組、五十嵐建設㈱、㈱西村組、北成建設㈱、北辰土建㈱、松谷建設㈱の網走建設業協会会員企業八社と、オホーツク総合振興局網走建設管理部、日本高圧コンクリート㈱。
このうち、㈱渡辺組には、赤塚海斗君、中崎翔斗君、早坂日向君の三人が訪問した。初日は同社会議室で会社概要の説明を受けた。入社後に専門学校に通って技術教育を無償で受けることができる企業委託制度を導入していることや、社員寮もあり安心して働くことができる環境が整備されていることを知った。
初日はこのあと、現場に移動し、三日間にわたって実習を行った。工事は「平成二十七~二十九年ごみ焼却施設建設工事」、発注者は遠軽地区広域組合。荏原環境プラント㈱、渡辺組が工事を請け負っている。
生徒たちは、現場で働いている職員の様子を見学したほか、担当者の説明を受けながら、実際に作業も体験。三日間の実習を通し、「職員の人に直接話を聞くことができて参考になった」「学校の勉強だけでは分からないことがあると気づいた」「現場の人たちが、楽しそうに仕事をしていた」「後輩に対する先輩の技術指導が丁寧。建設業のイメージが変わった」などと感想を話していた。
(学校 2017-04-28付)
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