道高校長協会各部会が総会等―水産部会　１１月に研究発表大会　新部会長は小樽水産・木村氏

（関係団体 2017-05-17付）

本年度竣工する若竹丸を有効に活用することも確認した

　道高校長協会水産部会は十日、ホテルライフォート札幌で二十八年度総会・第一回研究協議会を開催した。十一月に小樽水産高校主管による第三十六回道高校水産クラブ研究発表大会を開催することなどを盛り込んだ事業計画を決定した。また、新部会長に小樽水産高校の木村司校長が就任した。

　冒頭、木村部会長は「本年度は我々の悲願だった若竹丸が竣工する。この実習船を生徒募集のPRも含めて有効に活用していかなければならない」と強調。「北海道の基幹産業である水産業をしっかり発展させるために、こういった産業に従事する人材を育成していくことが我々の使命」「海や魚や船など、我々がもっている最高の財産を有効に活用しながら教育活動を展開していきたい」とあいさつした。

　議事に移り、二十八年度の事業を報告したあと、二十九年度の事業計画・予算案などを審議。二十九年度事業計画では、研究協議会を六月八日に函館水産高校、八月九日に渡島教育局実習船管理室、十一月九日に小樽水産高、三十年一月十二日に小樽水産高で開くことを決めた。

　道高校水産教育研究会は、六月七日に北斗市七重浜住民センター、第三十六回道高校水産クラブ研究発表大会は、十一月八日に小樽水産高が主管し開催する（場所未定）。

　道高校教育研究会（高教研）水産部会は三十年一月十一日に小樽水産高、乗船教育研究協議会は三十年一月十五日に渡島合同庁舎講堂でそれぞれ実施することを決定した。

二十九年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽部会長＝木村司（小樽水産・新）

▽副部会長＝野呂俊夫（函館水産）

▽監事＝亀山喜明（厚岸翔陽・新）

(関係団体 2017-05-17付)