道高校長協会各部会が総会等―農業部会　新たにハワイ研修実施　新部会長は岩見沢農業・畠山氏

（関係団体 2017-05-17付）

あいさつに立つ畠山新部会長

　道高校長協会農業部会は十日、ホテルライフォート札幌で二十九年度総会・第一回研究協議会を開いた。「農業高校生徒海外研修（米国ハワイ州）」を新たに実施するなど、本年度事業計画を決定。役員改選では、岩見沢農業高校の畠山佳幸校長を新部会長に選出した。

　畠山会長があいさつ。教育活動での安心・安全な食品づくりに向けて開始した道内農業高校独自の認証規格「ＡＦＳ」をモデルに、他府県でも取組の動きがあることを伝え、「変化する食品の法令、法規に合わせて改善を加え、他府県に負けない形で定着させていきたい」と述べた。また、農業教育の質の確保と向上を目指すため、アグリマスター認証制度、国際水準の農業生産工程管理（ＧＡＰ）教育推進への検討を呼びかけた。

　議事に入り、事業計画を決定。ハワイの農業や観光にふれ、英語力を身に付けた人材の育成を目指す「農業高校生徒海外研修」を新たに実施することを決定した。また、道高校農業教育研究大会・全国高校農場協会道支部大会（七月二十五～二十六日、帯広市内とかちプラザ）、第十三回農業高校「食彩フェア」（十月七日、イトーヨーカドー六店舗）、管理職養成講座（未定）などを盛り込んだ。

　役員改選では、岩見沢農業高の畠山校長を新部会長に選出した。

　二十九年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽部会長＝畠山佳幸（岩見沢農業・新）

▽副部会長＝二木浩志（帯広農業）、廣瀨之彦（旭川農業・新）

▽監事＝永山鑑造（幌加内・新）、近江勉（士幌・新）

(関係団体 2017-05-17付)