道特Ｐ連が総会・研究協議会　１０月に帯広で合同大会　新会長は札幌養護・東海林氏

（関係団体 2017-05-17付）

あいさつする東海林新会長

　道特別支援教育関係ＰＴＡ連絡協議会（＝道特Ｐ連）は十三日、札幌市内のかでる２・７で二十九年度総会・研究協議会を開いた。十月に帯広市で合同大会を開くことなどを盛り込んだ事業計画を決めた。役員改選も行い、新会長に札幌養護学校ＰＴＡの東海林晃会長を選出した。

　総会・研究協議会では、道特Ｐ連の野津寿行会長があいさつ。道特Ｐ連の活動を通し、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の理解・普及を進める必要性を挙げたほか、「子どもが学校という安全な場所で、安心して教育を受けられるように、関係者と連携して見守っていきたい」と述べた。また、「本連絡協議会の活動は、会員一人ひとりの協力のもとで成り立っている。子どもたちの明るい未来のために、皆さんの協力を引き続きお願いする」と呼びかけた。

　道教委の大川祐規夫生涯学習推進局長の来賓あいさつのあと、議事に入り、二十九年度事業計画を決めた。

　事業計画には、第五十二回道特別支援教育振興大会・第四十二回道特別支援教育関係ＰＴＡ研究大会・第十七回合同大会十勝大会（十月十四・十五日、帯広市民文化ホール・とかちプラザ）の開催を盛り込んだ。

　合同大会は、全国特別支援教育推進連盟、道特Ｐ連、道特別支援学校長会、道特別支援学級設置学校長協会が主催。

　大会主題は「障がい児・者の豊かな学びと社会参加を求めて～豊かに学び生きがいのある生活を実現する支援の在り方」。体験発表や分科会、講演などを行う。

　役員改選も行い、東海林新会長をはじめ、二十九年度役員を選出した。

　就任に当たり、東海林新会長は「いろいろと勉強、経験して、北海道のために役立てるよう頑張りたい」とあいさつした。

　二十九年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝東海林晃（札幌養護ＰＴＡ会長・新）

▽副会長＝布広尚幸（道盲学校ＰＴＡ連合会長・札幌視覚支援ＰＴＡ会長・新）、鈴木眞弓（道聾学校ＰＴＡ連合会長・高等聾ＰＴＡ会長）、鈴木廣隆（道特別支援学校知的障害教育校ＰＴＡ連合会長・札幌稲穂高等支援ＰＴＡ会長・新）、松田朝美（道肢体不自由養護学校ＰＴＡ連合会長・手稲養護ＰＴＡ会長・新）、山口彩織（道病弱養護学校ＰＴＡ連合会長・札幌市立山の手養護ＰＴＡ会長）、青田博康（第十七回合同大会主管校・帯広養護ＰＴＡ会長・新）

▽監事＝平田貴久（白樺高等養護ＰＴＡ会長・新）、櫻井千映子（星置養護ＰＴＡ会長・新）

▽事務局長＝藤根収（札幌養護校長・新）

(関係団体 2017-05-17付)