十勝管内教委連絡協議会が総会　１１月に教育を考える集い　新会長に豊頃町・菅原教育長

（関係団体 2017-05-24付）

本年度の事業計画や新役員について審議した

　【帯広発】十勝管内教育委員会連絡協議会は十八日、ホテルグランテラス帯広で本年度定例総会を開催した。十勝教育を考える集いの開催などを盛り込んだ本年度事業計画について審議。役員改選では、欠員だった会長のポストに豊頃町教委の菅原裕一教育長を選出した。

　冒頭、三澤吏佐子会長代行があいさつに立ち、ことし三月に新学習指導要領が告示されたことにふれ、「学校・家庭・地域が連携し、課題を共有しながら着実に取組を進め、教育の質の向上に努めることが今後ますます求められる」と強調。「今後とも、地域の教育委員会がこれまで以上に連携を図り、〝十勝はひとつ〟の合言葉のもと事業を効果的に進めるよう尽力してほしい」と求めた。

　続いて、同会の顧問を務める十勝教育局の竹林亨局長が登壇。本年度、教育局として、特に、力を入れて取り組む事項として、「市町村教育委員会と道立学校の連携」を挙げ、「市町村教委と道立学校が意思疎通しながら一緒に教育活動を展開できる基盤をつくっていきたい」と呼びかけた。

　議事に移り、二十八年度事業や決算などを報告したあと、本年度事業計画、予算について審議。本年度の事業計画について、教育行政関係では、十一月に帯広市内で委員研修会を実施することなどを確認。学校教育関係では、来年の二月に幕別町の十勝教育研修センターで研究実践指定校（地域）研究協議会を、社会教育関係については、十一月に幕別町で十勝教育を考える集いを開催することとした。

役員改選では、欠員となっていた会長に豊頃町教委の菅原教育長を選出。道町村教委連については、昨年度と同じ役員、評議員で活動していくこととした。

このあと、十勝教育研究所運営委員長を務める幕別町教委の田村修一教育長が同所における本年度の事業計画等について説明した。

　本年度の十勝管内教委連および道町村教委連の役員はつぎのとおり。

　　　　　　　＝敬称略＝

▼十勝管内教委連

▽顧問＝竹林亨（十勝教育局長）

▽会長＝菅原裕一（豊頃町教育長・新）

▽副会長＝三澤吏佐子（清水町職務代理者）、笹原博（広尾町教育長・新）

▽理事＝渡辺正男（更別村職務代理者）、田中義博（音更町職務代理者・新）、田中厚一（帯広市職務代理者）、臼井あや子（鹿追町職務代理者）、武田孝憲（芽室町教育長）、野下純一（陸別町教育長）、浅井真介（大樹町教育長・新）、堀江博文（士幌町教育長・新）、大井和行（鹿追町教育長・新）、嶋﨑隆則（帯広市教育長）、

▽監事＝櫻井康雄（豊頃町職務代理者・新）、伊藤登（清水町教育長）

▼道町村教委連

▽役員＝菅原裕一（豊頃町教育長）、三澤吏佐子（清水町職務代理者）

▽評議員＝渡辺正男（更別村職務代理者）、田中義博（音更町職務代理者）、臼井あや子（鹿追町職務代理者）、伊藤登（清水町教育長）、笹原博（広尾町教育長）、武田孝憲（芽室町教育長）

(関係団体 2017-05-24付)