道路管理の大切さ学ぶ　泊村泊小児童が除草作業を見学

（学校 2017-06-30付）

繁茂した草を刈り取る様子を見学する児童たち

　【倶知安発】泊村立泊小学校（水口正紀校長）の三・四年生は二十二日、同村ゲートボール場駐車場付近で除草作業を見学した。道教委との家庭教育サポート企業・茅沼建設工業㈱（泊、三宅節雄社長）が開発局小樽開発建設部岩内道路事務所の協力を得て実施したもの。草刈車を使用したデモンストレーションなどを見学し、児童たちは道路維持管理の役割や重要性などを学んだ。

　同事務所管内の「国道五号共和町共和道路維持除雪ほか一連」を請け負う同社は、道路維持管理の役割を児童が知る機会として、二十四年から除草作業見学会を実施している。

　当日は、泊小の三・四年生三十二人が参加。開会に当たり、あいさつに立った同事務所の蜷川浩一所長は「きょうをきっかけに皆さんが普段使っている道路の管理や建設について関心をもって」と呼びかけた。

　見学会では、草刈車が国道二二九号の歩道脇に繁茂した草を巧みに刈り取る様子を見た児童から「すぐにきれいになった」「大きな機械を細かく動かしている」など驚きの声が上がった。

　このあと、草刈車を駐車場に止め、車内を公開。児童たちは運転席に乗り込んで内部を観察したり、作業員に疑問点などを質問し、気づいたことをまとめたりしていた。

(学校 2017-06-30付)