道民カレッジ開講１６年　入学者３万人超える　「学びたい意思」に応える

（関係団体 2017-07-06付）

３万人目の入学者には、学長名の記念証が贈られた

　「北海道の生涯学習の学園」道民カレッジの入学者数が、六月に三万人を超えた。道民カレッジは本年度リニューアルして一層魅力ある学びの場となっており、事務局では、さらなる利用を呼びかけている。

　道民カレッジは、産学官が連携し、道内各市町村で行われている様々な学習機会を体系化することによって、道民が自らの意思によって学び、自立した北海道の創造に寄与する人材を育成することを目的に、十三年九月に開講。道知事が学長、道教委教育長が事務総長を務める。

　「学びたいという意思」を唯一の入学資格とする「北海道の生涯学習の学園」で、誰でも、いつでも入学できる。道内のいろいろな場所で開催されている講座に参加が可能。自分で学びたい講座を選び、自分を高めるとともに、地域などで生かすことができる。

　開講以来十六年が経過し、六月に入学者数三万人を超えた。

　三万人目の入学者となったのは、札幌市在住の女性。日ごろから環境保全をはじめ、生涯学習について興味をもっており、札幌市内の図書館で道民カレッジのパンフレットを手にし、入学を決めたという。三万人目の入学者には、学長名の記念証が贈られた。

　道民カレッジは「生涯にわたる学び」と「地域で活躍するための学び」を目指し、本年度リニューアルを行った。地域活動実践講座などを新設するとともに、学科とコースを新設して三学科七コース制とした。また、道民カレッジ学士の称号申請単位を変更。

　これまで以上に魅力的な学びの場となり、事務局では、一層の利用を呼びかけている。

(関係団体 2017-07-06付)