特別支援学級等の設置状況　本年度は小中計６０３学級　小学校の在籍者数１１４人増―札幌市教委５月１日現在まとめ

（市町村 2017-07-25付）

　札幌市教委は、市立小・中学校における本年度の特別支援学級等の設置状況をまとめた。五月一日現在で特別支援学級は小学校四百十三学級と中学校百九十学級合わせて六百三学級。小学校では特別支援学級在籍者数が一千八百十八人と前年度から百十四人増えた。

　本年度の特別支援学級設置状況をみると、小学校百八十三校に四百十三学級が置かれ、在籍者は一千八百十八人。前年度より十九学級、百十四人増えた。内訳は知的障がいが百七十二学級（六百十五人）、自閉症・情緒障がいが二百三十六学級（一千百九十七人）、病虚弱等が五学級（六人）となっている。

　中学校では八十一校に百九十学級設置。二学級増えたものの、在籍者は八百六十五人で一人減った。内訳は知的障がいが八十二学級（三百十七人）、自閉症・情緒障がいが百二学級（五百三十八人）、病虚弱等が六学級（十人）となっている。

　特別支援学級の在籍者数は年々増えており、特に知的障がいの在籍者は小学校で百二十五人、中学校で五人増加した。

　なお、特別な支援を必要とする幼児は市立幼稚園・認定こども園合わせて十園に二百一人在籍し、前年度より十六人増えた。

(市町村 2017-07-25付)