札幌市内でカルチャーナイト　多くの市民が活動楽しむ　１１０施設開放、多彩なプログラム

（市町村 2017-07-27付）

札幌市生涯学習総合センターでは、折り紙体験会などを実施した

　札幌市内で二十一日、カルチャーナイト２０１７が開かれた。百十施設が開放され、バラエティーに富んだプログラムを楽しむ市民で賑わった。

　カルチャーナイトは、実行委員会の主催で公共施設や文化施設、民間施設などを夜間開放し、専門分野や特色を生かした文化プログラムを市民が楽しむ行事。市民と企業、官庁が協働してつくる地域文化活動で、ことしで十五年目を迎えた。

　札幌市役所では、市役所見学ツアーを行ったほか、札幌市資料館（元・札幌高裁）では、検事になって取り調べや模擬裁判等を体験できる模擬取り調べ体験プログラムなどを実施した。

　札幌市生涯学習総合センターちえりあでは、「日本の遊び　折り紙体験会」と「ちえりあナイトオペラシアター〝愛の妙薬〟」などを開いた。このうち、折り紙体験会では、子どもたちが、カエル、鶴、兜、ハート、手裏剣の五種類から、好きな折り紙の形を選択。同センターの職員からアドバイスを受けながら、折り紙を楽しんだ。

　ハートの折り紙をつくった子どもは「上手に折れてうれしかった。工作が好きだから、全部楽しく感じた」と笑顔で話していた。

(市町村 2017-07-27付)