道中が第３回理事研修会　総力を挙げて成功期す　９月研究大会の進捗状況報告

（関係団体 2017-08-08付）

文教施策懇談会の協議内容、研究大会の進捗状況を確認

　道中学校長会（古谷雅幸会長）は四日、ホテルライフォート札幌で二十九年度第三回理事研修会を開いた。同日午後に行われる道教委との文教施策懇談会・各課懇談会の協議内容を確認したほか、九月二十二日から二日間の日程で開催する創立七十周年記念第五十九回道中学校長研究大会石狩・千歳大会の進捗状況を説明。開会式であいさつに立った古谷会長は「道中の総力を挙げて成功を期したい」とし、協力を呼びかけた。

　開会に当たり、古谷会長があいさつ。教員の長時間労働改善に関して、国では「部活動や調査協力などの学校が果たすべき役割についての検討」など、三つの論点からの検討が始まり、年内にも緊急対策が打ち出される予定となっていることなどを伝え「社会的に関心が高いこの時期に、私たち自身が具体的な制度の改正や施策に関心を向け、現場からの声を挙げることがますます重要になる」と述べた。

　また、午後に行われる文教施策懇談会・各課懇談会に関して、昨年度から各課懇談会の時間を三十分延長し、意見交換の時間が確保されていることから、参加者の積極的な発言を期待。

　創立七十周年記念第五十九回道中学校長会研究大会石狩・千歳大会に関しては「日ごろの各地区各校の実践の成果を交流し、課題を明確にして、信頼される中学校教育の確立を目指すことを基本姿勢とする本会にとって最も重要な研究大会」と強調。「各分科会で設定された今日的な課題のもと、真摯で活発な話し合いがなされ、課題解決の多くのヒントを与えてくれる分科会となるよう、そして、各学校の経営を支えるものとなるよう期待している」とし、大会成功に向けて協力を呼びかけた。

　議事では、会務、各部の活動報告、第五十九回道中学校長会研究大会石狩・千歳大会の進捗状況を報告。協議では、同日午後に行われる道教委との文教施策懇談会・各課懇談会の協議内容を確認した。

　また、役員の退職に伴い、札幌市立宮の森中学校の木谷貢一校長を事務局次長とすることを決定した。

(関係団体 2017-08-08付)