東川高１・２年生１８人所属　国際交流クラブを設立　日本語学校との交流など

（学校 2017-10-25付）

　【旭川発】東川高校（渡辺文貴校長）は、東川町の教育資源を活用して生徒たちに国際交流の機会を提供するために「国際交流クラブ」を立ち上げた。一・二年生十八人が所属。来年二月までを活動期間とし、二週間に一回程度、町内の東川日本語学校の留学生と交流し、互いの文化について理解を深めていく。クラブは、今月三十一日から活動を開始する。

　東川高では、対話・思考を深める授業づくりや国際理解教育の推進、生徒が活躍する場面づくり、主体的なキャリア意識の育成を図り、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出すための教育活動を展開。また、毎年、東川町からの支援を受けて生徒たちをカナダや台湾などに海外派遣しているほか、町に訪れた留学生と授業などを通して、交流するなど、生徒たちの異文化理解を深める取組を行っている。

　今回、町の教育資源や人材を活用した教育活動を展開したいという同校の思いと、東川日本語学校が留学生と東川高の生徒たちと交流する機会を設けたいとの思いが合致して、国際交流クラブを立ち上げた。

　クラブの活動内容は、三十～六十分程度の交流を実施。プレゼンテーションソフトなどを使って自己紹介や自国の文化についてプレゼンテーションを行い、国際理解を図るほか、様々な国際交流イベントへの参加も考えている。活動期間は来年二月までを予定。

　クラブの顧問を務める大槻健治教頭は「本校の生徒が自身の可能性を広げ、視野を広げて国際的な心を養ってくれたら」と期待している。

(学校 2017-10-25付)