札幌市教委　地域密着型教育啓発事業の本年度実施校　小中合わせ１５校を指定　ネット利用ルール策定など

（学校 2017-10-27付）

　札幌市教委は地域密着型教育啓発事業の本年度実施校を決定した。小・中学校合わせて十五校を指定。安全なインターネット利用に向け、地域におけるルールを策定するほか、研修会を実施する。

　この事業は児童生徒が安全にインターネットを利用できるよう、児童生徒や教師、保護者などのネットリテラシーを高めることが目的。また、地域のネット利用の在り方について発達の段階に応じたルールの策定を行うことも目指している。

　同一中学校区の小・中学校が連携して行うもの。信濃中学校区など四校区を合わせて十五校を事業実施校とした。

　今後は、それぞれ教職員や保護者向けの研修会を開催。また、児童生徒向けの特別授業を行うこととしており、ネットトラブルの基礎知識や被害に遭わないためのポイントなど児童生徒の発達段階に合わせて行うこととしている。

　また、すべての事業実施校が協力し、三十一年三月を目途に、地域における安全なインターネット利用のためのルール策定も進めていく。

　事業対象校はつぎのとおり。

▽信濃中学校区＝信濃中、信濃小、厚別西小

▽月寒中学校区＝月寒中、月寒小、豊園小、月寒東小

▽石山中学校区＝石山中、石山小、藤の沢小、石山南小

▽発寒中学校区＝発寒中、発寒西小、発寒南小、西小

(学校 2017-10-27付)