旭川工業高建築科１年生　当麻町新庁舎建設現場を見学　建設業のスケール体感

（学校 2017-10-25付）

工事概要について説明を受ける生徒たち

　【旭川発】旭川工業高校（小幡圭二校長）建築科一年生四十人は二十三日、旭川建設業協会（川島崇則会長）の建築委員会が主催する現場見学会に参加した。当麻町役場新庁舎建設買取事業の工事現場を見学。生徒は、町産材を有効活用した現場の特色や建設業の壮大なスケールを体感していた。

　現場見学会は、高校生に建設業に対する理解と進路選択の参考にしてもらうことを目的に、同協会が毎年行っているもの。

　今回、盛永・大野土建・石川・山下・柴滝グループが施工する当麻町の新庁舎建設買取事業第一期工事の現場を見学。構造材に町産木材を活用した新庁舎は、二階建て延べ床面積二千六百六十八平方㍍となっている。

　はじめに、現場で下田博司作業所長（㈱盛永組）が工事概要について説明したあと、下田作業所長の案内で現場を見学。生徒は建築現場の雰囲気を味わい、真剣な表情で施工の様子をみつめていた。

　このあと、第二期工事で新庁舎と接続することになる町公民館まとまーるに移動。町職員が公民館の施設概要について説明したほか、現場で働く同校卒業生が生徒を激励。「現場見学会やインターンシップでの体験は貴重。この体験でやりたいことを見つけてほしい」などとエールを送った。

(学校 2017-10-25付)