札幌市前田小が開校４０周年　記念式典に３００人以上出席　さらなる教育の発展を

（学校 2017-12-06付）

お祝いの会では、三・四年生の群読「お祭り」をはじめ、児童による発表を行った

　札幌市立前田小学校（林貞年校長）で十一月二十九日、同校の開校四十周年記念式典が挙行された。在校生や保護者、関係者など三百人以上が出席。「子どもたちの心ときめく夢があふれる学校づくり」を目指し、さらなる教育活動の発展を誓った。

　同校は、昭和五十三年に開校。「知性をみがき、自分の力で創り出す子ども」「個性を生かし、豊かな心でひびきあう子ども」「責任を重んじ、ねばり強く実践する子ども」「生命を尊重し、すすんで体をきたえる子ども」の四点を学校教育目標に掲げ、これまでに三千六百人以上の卒業生を輩出してきた。

　この日、開会に当たって林校長があいさつ。校歌には、夢や希望をもつ人に育ってほしいなどの意味が込められていることを挙げ「これからも力を合わせて、夢があふれ、笑顔がきらめく学校にしていこう」と呼びかけた。

　続いて、札幌市教委の和田悦明児童生徒担当部長、同校ＰＴＡの長沢希与実会長が祝辞。うち、和田児童生徒担当部長は「前田小では夢を抱き、夢に向かって努力する子どもたちを育ててきた」とした上で「様々な人とのかかわりや出会いが、夢の実現につながっている。夢を追いかけ、さらに成長してほしい」と期待を寄せた。

　このあと、全校児童で校歌を斉唱し、お祝いの会に移った。

　お祝いの会では、三・四年生が太鼓や笛で演奏しながら群読「お祭り」を披露したほか、一・二年生や五・六年生が発表を行い、最後に全校児童で「太陽のサンバ」を元気に歌って締めくくった。

(学校 2017-12-06付)