学校全体での取組が高評価　租税教育推進校等表彰で札幌市富丘小に札幌国税局長賞

（学校 2017-12-05付）

賞状を受け取り、児童への感謝の気持ちを述べる櫻田校長（右）

　札幌市立富丘小学校（櫻田隆広校長）は十一月十六日、同校で二十九年度租税教育推進校等表彰の札幌国税局長賞を受け取った。継続的な租税に関する出前授業の実施、副教材の活用などが評価され、感謝状が贈呈された。感謝状を受け取った櫻田校長は「子どもたちに感謝したい」と話していた。

　この表彰は、国税庁が三年に創設したもの。租税教育の一層の充実を図るため、租税教育の推進および租税教育推進のための基盤整備を行った学校を取り上げている。また、他の模範となる活動を行うなど、特に功績のあった学校、教育委員会および関係民間団体などの団体に感謝状を贈呈している。

　同校では、十二年から継続して外部講師を招いた出前授業のほか、租税教育推進協議会作成の副教材を活用した独自授業も継続して実施。二十六年度からは「税に関する絵はがきコンクール」にも応募するなど、児童の納税意識の向上に向けて学校全体で取り組んでいることが評価された。

　この日、札幌西税務署の山本浩三署長が櫻田校長に感謝状を手渡した。

　感謝状を受け取った櫻田校長は「大変名誉なことで喜んでいる。これも子どもたちの（絵はがきコンクールの）絵とアイデアが素晴らしかったからなので、子どもたちに感謝したい」と話していた。

(学校 2017-12-05付)