清水高校の総合学科を語る集い開く　現在・過去・未来の３部構成で　今後のあるべき姿考察

（学校 2017-12-19付）

卒業生たちは在学当時を振り返り、在校生に伝えたいことなどを語った

　【帯広発】清水高校振興会（梶竹征会長）と清水高校（平野道雄校長）は十二月上旬、町文化センターで清水高の総合学科を語る集いを開いた。町民や教育関係者など約七十人が参加。学校紹介やパネルディスカッションなどを通して、総合学科のよさや課題について理解を深めた。　

　この集いは、総合学科の学びをさらに発展・充実させることを目的に毎年実施しているもの。今回は、現在・過去・未来の三部構成で学校紹介やパネルディスカッション、座談会などを行い、総合学科のよさや課題について考える機会とした。

　第一部・現在では、在校生による学校紹介を実施。卒業を間近に控えた三年生が同校の系列ごとの授業内容や学校行事を紹介するとともに、三年間で学んだことや、どのように成長し目標をもって進路を決めたかなどを報告し、〝現在〟の同校の魅力を伝えた。

第二部・過去では、同校の卒業生六人をパネラーにパネルディスカッションを展開。「様々な資格も取れて進路の幅が広がった」「総合学科の利点である少人数指導によって深い学びができた」「進路を早く決める上で、インターンシップはできるだけ早い時期に実施した方がよい」などと在学当時を振り返りながら、高校生活が現在の生活に役立っていることや在校生に伝えたいことなどを語った。

　第三部・未来では、参加者による座談会を行い、自分の興味のある五つの系列に分かれ、今後の清水高のあるべき姿について語り合った。

(学校 2017-12-19付)