札幌市と東海大が協定締結　ＵＩターン就職を支援　市内企業の情報など提供

（学校 2017-12-19付）

秋元市長（右）と山田学長が協定書に署名した

　札幌市と東海大学は八日、市役所本庁舎で学生ＵＩターン就職促進協定締結式を執り行った。秋元克広市長と同大の山田清志学長が協定書に署名。今後、市と同大が協力して市内の企業情報や生活情報を学生に周知するなど、Ｕターン就職およびＩターン就職の一層の促進を図る。

　協定は、学生に対し市内の企業情報などを提供するなど、就職活動を支援することによって、札幌市出身者をはじめとする学生のＵターン就職およびＩターン就職の一層の促進を図ることを目的に締結したもの。

　この日、秋元市長と山田学長が協定書に署名。秋元市長は道外の大学に進学した学生について、市内への就職が少ないことにふれ「これから大学と連携して学生に市の様々な情報が届くようにしていきたい」と語った。

　山田学長は「学生にとってミスマッチのない就労のため、協定を活用していきたい」と話した。

　今後は、市と同大が「学生および保護者に対する市内の企業情報、生活情報などの周知」「学生のＵＩターン就職にかかる情報交換および実践把握」「学生のインターンシップ受入の支援」などで連携・協力していく。

(学校 2017-12-19付)