帯広市帯広第二中が開校７０周年記念式典を挙行　輝かしい未来へ心一つに　節目祝う

（学校 2017-12-22付）

全校生徒、地域住民、保護者、歴代校長などが出席し、記念すべき門出を祝った

　【帯広発】帯広市立帯広第二中学校（辻野裕義校長）の開校七十周年記念式典が十日、同校で執り行われた。全校生徒、地域住民、保護者、歴代校長などが出席。記念すべき門出を祝うとともに、今後のさらなる発展を誓い合った。

　同校は、教育目標「つくる（創造）みがく（実践）」のもと、昭和二十二年の開校以来、七千三百十人の卒業生を輩出してきた。

　式典では、辻野校長が式辞。生徒たちに「先輩方が築いてきた伝統ある本校の生徒として七十周年の節目に在学していることを誇りに思い、いつも支援してくれている保護者・地域住民、先生方への感謝の気持ちを忘れずに自己実現のため何事にも最後まであきらめず前に進んでほしい」と呼びかけ、「本校としても新しい第二中の創造に向け、まい進していきたい」と抱負を語った。

　続いて、開校七十周年記念事業協賛会の末谷進一会長があいさつに立ち、同校の歴史を振り返った上で、夢の実現に向けてあきらめないで突き進む大切さを呼びかけた。

　記念品、感謝状の贈呈に続き、米沢則寿帯広市長、帯広市議会の小森唯永議長、帯広市教委の嶋﨑隆則教育長がそれぞれ祝辞。うち、米沢市長は生徒たちに向け「先生や保護者、地域の皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに、社会に出てから様々な人とかかわり、互いに思い合い、助け合いながら自分のできることを精一杯やり切る人間としてたくましく成長してほしい」とエールを送った。

　生徒を代表して生徒会副会長の二川雅史君があいさつ。同校の特色ある教育活動を紹介した上で「本校で仲間と過ごせる時間を大切にし、輝かしい未来に向け、みんなの心を一つにしてこれからも頑張っていく」と誓った。

　このあと、全校合唱「マイバラード」を披露し、七十周年の門出を祝った。

(学校 2017-12-22付)