札幌市立小中が一斉に終業式　冬休みへ期待膨らませる

（学校 2017-12-26付）

発寒中では、全校生徒７９１人が式に臨んだ

　札幌市立小・中学校は二十五日、一斉に二学期終業式を行った。子どもたちは二学期を振り返り、冬休みへの期待を膨らませていた。

　冬休み期間は小学校が来年一月二十一日までの二十七日間、中学校が一月十四日までの二十日間。市内の小学校二百一校、中学校九十七校で終業式を執り行った。

　このうち、発寒中学校（柳澤伸寿校長）では、全校生徒七百九十一人が式に臨んだ。

　はじめに、全校生徒で校歌を斉唱し、柳澤校長があいさつ。同校の〝九八きまりの精神〟（自律、尊重、協力）についてふれ「互いの違いを認め、ともに支え合いながら、これからも生活していってほしい」などと呼びかけた。

　続いて、生徒会長の森本優希さんがあいさつ。「九八きまりの精神に沿って活動したことによって、例年よりも大きな成果となって表れていた」とし「三学期からも生徒会執行部をお願いする」と話した。

　このあと、各学年の代表者が、九八きまりの精神に基づき二学期を振り返る作文を発表し、三学期に向けて気持ちを新たにした。

(学校 2017-12-26付)