【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道高等学校音楽教育研究会　西田正史会長

（関係団体 2018-01-09付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には平素より本研究会の活動に対しまして、ご理解とご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

昨年は十一月十日、平成二十九年度第五十九回北海道音楽教育研究会大会オホーツク北見大会を「響きあい　感じあい　伝えあい　共に感動を」を大会主題として、ひと・まち・自然きらめくオホーツク、北見市で開催しました。オホーツクの先生方の熱意のもと、小・中・高が連携した素晴らしい大会となりました。

高校の研究授業は、訓子府高校の太田絢菜教諭が「トーンチャイムの美しい音色を感じとろう」と題して行いました。研究協議では全道の先生方の発言があとを絶たず、たくさんの情報交換や授業のアイデアを共有するなど、中身の濃い、実り多い研究協議となりました。午後からは参加者が一堂に会し開会式を行い、引き続き渡島教育局教育支援課長の渡辺直樹先生による全体講評をいただきました。記念演奏は、オホーツク地区の小・中・高校生による邦楽・合唱・リコーダー・吹奏楽の演奏を「繋がり」をキーワードとして組みたてた感動的なステージが繰り広げられ、北見緑陵高校吹奏楽部と参加者全員による大会賛歌「このつどい　みのりあれ」の大合唱で幕を閉じました。

　本研究会は、音楽を通して本道高校生の感性を高め、創造的能力を伸ばし、豊かな情操を養うことを目的として、音楽教育の質の向上をめざす調査研究・研修・発表を中心に会員相互の研鑚に励んでおります。本年は十一月二日、釧路市において第六十回北海道音楽教育研究大会釧路大会を「高まる　深まる　広がる　音楽の力」をテーマに開催します。多くの先生方の参加をお待ちしております。

　本研究会はこれからも子どもたちの豊かな心を育てるため会員相互の研鑚を重ねてまいります。今後とも皆様の一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第６０回北海道音楽教育研究大会釧路大会（釧路市）

・期日＝１１月２日（金）

▽地区主催（道内１１地区）の授業研究会・実技研修会・演奏会等

・期日＝各地区が計画予定

▽機関誌「どるちぇ」の発行＝２月発行予定

▼事務局＝北広島高校（事務局長―山崎嘉将教諭）

(関係団体 2018-01-09付)