日高局が学力向上宣言など作成　子どもたちに生き抜く力を　目指す子どもの姿も示す

（道・道教委 2018-01-29付）

（クリックすると拡大表示されます）

　 【浦河発】日高教育局は、管内児童生徒の学力向上に向けて学校、教育行政機関、家庭・地域が一体となった取組の指針として「日高管内学力向上宣言」と、この宣言を実現するために目指す子どもの姿をまとめた「ひだかプラン」を作成した。管内教育の一層の充実を目指し、学校、教育関係機関への周知・啓発に努めていく。

　学力向上宣言は、昨年十一月に、日高管内学力向上推進会議で採択されたもの。新年度から新学習指導要領の移行期間となることを踏まえ、三十・三十一年度版として作成した。「子どもたちに、二十一・二十二世紀をたくましく生き抜く資質・能力を確実に育みます」と宣言し、子どもたちに育む力と、学校・教職員および家庭・地域・関係機関の取組方針を示した。

　この宣言を踏まえて作成した「ひだかプラン」では、「主体的・対話的で深い学びにおいて目指す子どもの姿」として「前向きに授業に参加している」「自分の考えを広げたり深めたりしている」など、八つのポイントをまとめた。同局では、学校における校内研修や授業づくり、授業改善などでの活用を呼びかけている。

　この宣言を受けて関係機関からは「学力向上だけではなく、地方創生に向けても地域が一体となった取組の推進につながる」といった声が挙がっている。

この記事の他の写真

（クリックすると拡大表示されます）

(道・道教委 2018-01-29付)