全道２３市町村で実施　２９年度Ｅｎｇｌｉｓｈトライアル―道教委まとめ

（道・道教委 2018-01-26付）

　道教委は、本年度実施した「Ｅｎｇｌｉｓｈトライアル」の実施状況をまとめた。全道十四管内二十三市町村で予定しており、うち十二市町村で実施済。生徒アンケートでは「相手の言うことが理解できた」と回答した生徒の割合は八七・三％、質問への応答に関しては、八二・二％の生徒が肯定的に回答した。身近な場所でＥｎｇｌｉｓｈトライアルがあった場合、「ぜひ参加したい」「機会があれば参加したい」と回答した生徒は八九・三％だった。

　「Ｅｎｇｌｉｓｈトライアル」は、中学生の英語力向上のため、地域の力を活用して英会話の取組などを行う英語力向上支援事業の一環として実施。

　実施を希望する市町村教委などと連携し、生徒が日常生活で使用する英語用いた英会話に挑戦する機会を保障することで、道内中学生の英会話への興味・関心を高め、英語力向上を図るもの。

　昨年度、ニセコ町、天塩町で試行実施し、本年度は全道十四管内、計二十三市町村で実施する予定。うち十二市町村で実施済となっている。校内の授業の一部として教育課程に位置付けているもの、従来のイングリッシュキャンプの中で行っているものなど、方法は様々。

　現段階で道教委が集計した生徒アンケートによると「相手の言うことが理解できた」の設問に「よくできた」「だいたいできた」と回答した生徒の割合は八七・三％。「英語の質問にすぐに応答できた」の設問では八二・二％が肯定的に回答した。

　また、八九・三％が、身近な場所でイングリッシュトライアルがあれば「ぜひ参加したい」「機会があれば参加したい」と回答している。

(道・道教委 2018-01-26付)