万全な入選業務へ協議　管内高校教頭研究協議会開く―留萌局

（道・道教委 2018-01-30付）

万全な入選事務の遂行に向け、議論を交わした

　【留萌発】留萌教育局は十七日、留萌合同庁舎で管内公立高校教頭研究協議会を開いた。管内高校の教頭七人が参加。学校運営が円滑に遂行されるよう、説明や研究協議を通して入学者選抜事務にかかる課題について理解を深めた。

　研究協議会は、高校入学者選抜事務など高校における学校運営に関する課題などについて研究協議を行うことで、学校運営の円滑な遂行に資することを目的としている。

　開会に当たり、輕部恭子教育支援課長があいさつ。本年度入学者選抜において発生した受検票の送付ミスにふれ「入学者選抜で生じるミスは受検者の一生を左右しかねない」と強調。すべての教職員が自覚をもち、手引きなどを活用した複数体制での確認を行うなど、「入選業務を万全の体制で遂行していただきたい」と呼びかけた。

　協議会では、はじめに高校教育指導班の内海久主査が説明。ＰＤＣＡサイクルに基づく学校運営の改善や各種研究協議会の校内への還元、不登校生徒への適切な支援、命を大切にする指導の充実などが各校で行われるよう求めた。

　続いて、伊藤崇由指導主事が入選事務に関して募集人員を超えた場合や出願辞退時等の対応などを説明。また、報告様式の記入例が原則例年どおりであることから「慣れによるミスが生じることのないよう注意してもらいたい」と強調したほか、各種報告日時を厳守するよう呼びかけた。

　このあと、説明事項をもとに研究協議。

　入選事務の円滑な実施に向け、リスニング時の音量に関するトラブルへの対処方法や、高大接続改革プランなどについて議論を交わした。

(道・道教委 2018-01-30付)