９年間の学習内容一覧に　旭川市教委『ラーニングマップ』教科編

（市町村 2018-02-23付）

保護者、地域へ広く周知し、活用を促している（クリックすると拡大表示されます）

　【旭川発】旭川市教委は、小学校一年生から中学校三年生までの義務教育九年間における各教科の学習内容の一覧を示した『あさひかわラーニングマップ』(教科編)を初めて作成した。市教委は、保護者や地域住民に学校教育に対する理解を図るとともに、今後の家庭学習や学習活動に役立てるよう、市教委学校教育部指導課ホームページで公開して周知している。

　『あさひかわラーニングマップ』は、義務教育九年間において、国語科、社会科、算数・数学科など、教科ごとに児童生徒が学ぶ単元の一覧を掲載したもの。各教科の学習内容については、現在使用している教科書をもとに作成し、学校ごとに選択できる内容も含んでいる。

　市教委は、小学校と中学校の円滑な学びの接続を保護者や地域住民にも広く周知して理解促進を図るとともに、家庭学習や地域での学習活動などに活用できるガイドラインとして今回、『あさひかわラーニングマップ』作成した。

　市教委学校教育部の山川俊巳次長は「保護者や地域の人たちなどに向けて、分かりやすく時系列順に表にして作成した。今後は、より具体的に示していけるよう改良していきたい」と話している。　

◆市教委ＨＰで公開

　なお、『あさひかわラーニングマップ』については、市教委学校教育部教育指導課のホームページで公開しており、ダウンロードすることができる。

(市町村 2018-02-23付)