新ひだか町３０年度予算案―骨格編成　部活動指導員制度を導入

（市町村 2018-02-26付）

　【浦河発】新ひだか町は二十一日、三十年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比一二・二％減の百四十億九千八百六十八万円。町長選を控えた骨格編成で、このうち、教育費は一・八％増の十一億五千五百三十万円となった。

　教育関係の主な事業をみると、新規事業として、中学校部活動指導員制度を導入し、学校における部活動の指導体制の充実を図るほか、農業高校通学にかかるスクールバスの運行などを盛り込んだ。また、静内高校と静内農業高校の通学にかかる交通費の全額助成や小・中学校における外国語教育指導経費の拡充を図った。

　主な教育関連事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽教育指導＝一、八三三

▽教育振興＝六一四―中学校部活動指導員制度の導入

▽奨学金＝六四四

▽学校保健＝五九八

▽スクールバス等車両運行管理＝一〇、九九四―農業高校通学支援事業

▽高校就学支援＝六八〇―高校通学費助成

▽外国語教育指導経費＝九九〇―小・中学校における外国語教育指導

▽学校管理＝一七、五六〇―地下オイルタンク常時監視装置設置

▽就学援助＝二、四七九―三十一年度入学準備金の前倒し支給

▽教育用品備品整備＝一、二二九

▽社会教育＝一、〇六一

▽放課後子どもの生活支援＝一五〇

▽公民館運営＝三、三〇三

▽総合町民センター運営＝二、〇〇五

▽文化財保護＝三、六四一

▽図書館運営＝六、一五七

▽保健体育＝一、〇四八

▽体育施設管理＝七、三五〇

▽乗馬施設運営＝四、三〇一

▽学校給食センター運営＝二〇、五八〇

(市町村 2018-02-26付)