公立高入選再出願後の状況　全定平均倍率０．９８倍　普通科６校など１．５倍超

（道・道教委 2018-03-02付）

　道教委と札幌市教委は一日、三十年度公立高校入学者選抜再出願後の出願状況（二月二十六日現在）を発表した。全日制・定時制を合わせた全体平均倍率は、出願変更後よりも〇・〇一ポイント低い〇・九八倍となった。

　有朋を除く実募集人員は、全日制三万百六人、定時制一千九百八十人の計三万二千八十六人。

　一般出願者数は、全日制三万六百九十八人、定時制九百四人の計三万一千六百二人。

　全定合わせた全体平均倍率は〇・九八倍で、出願変更後よりも〇・〇一ポイント下がった。

　全日制の倍率は増減なしの一・〇二倍。うち、普通科は〇・〇一ポイント増の一・〇五倍、専門学科は〇・一三ポイント増の一・四二倍、職業学科は〇・〇三ポイント減の〇・九二倍、総合学科は増減なしの〇・九六倍。

　定時制は〇・〇四ポイント減の〇・四六倍だった。

　全日制の推薦・連携型入選で内定しなかった四百四十三人のうち、再出願したのは四百二十五人。そのうち、当初と同じ学科に出願したのは三百六十五人、違う学科に出願したのは六十人。

　定時制の推薦入選で内定しなかった百五十九人のうち、再出願したのは百四十六人。うち、百四十一人が当初と同じ学科、五人が違う学科に出願した。

　全日制で、募集人員に満たない学校・学科数は、普通科が九十一校、専門学科が三校三学科、職業学科が四十七校八十九学科、総合学科が十校。

　倍率が一・五倍を超えたのは、普通科が札幌平岸一・七倍など六校、専門学科が札幌国際情報・国際文化二・一倍、札幌啓成・理数一・七倍など五校五学科、職業学科が旭川農業・食品科学八・〇倍、旭川農業・生活科学三・〇倍、函館工業・情報技術二・二倍など十校二十学科だった。

　再出願によって、出願変更後よりも倍率が〇・四ポイント以上高くなった学校・学科数は五校十学科。

　定時制で、募集人員を超えている学校・学科数は三校五学科だった。

　今後の日程をみると、六日に学力検査を行い、十六日午前十時に合格発表。第二次募集は、二十二～二十三日午後四時三十分に願書受付、二十八日までに合格発表を行う。

(道・道教委 2018-03-02付)