道Ｐ連が広報紙コンクール表彰式　３ＰＴＡに大賞の栄誉　全道１５０点から１８点入賞

（関係団体 2018-03-13付）

青田会長から表彰状を受け取る北見市立小泉中ＰＴＡ関係者

　道ＰＴＡ連合会（青田基会長）は九日、ホテルポールスター札幌で第三十五回全道ＰＴＡ広報紙コンクール表彰式を挙行した。札幌市を除く道内の小・中学校から約百五十点の応募があり、十八点が入賞。大賞には、帯広市立啓北小学校、岩見沢市立緑中学校、北見市立小泉中学校の三単位ＰＴＡが選ばれ、代表者に表彰状と記念品の盾が贈られた。

　開会に当たって、青田会長があいさつ。学校とともにＰＴＡの役割も大きく変化していくとし、ＰＴＡの活動の内容や目的を分かりやすく発信する広報紙の重要性を強調。活動の継続を期待した。

　続いて、道教委の大川祐規夫生涯学習推進局長が登壇。「子どもたちの生き生きとした写真とともに、家庭教育への意識を高める内容、教育活動の様子を伝える内容など、保護者と教職員が手を取り合い、子どもたちを育む様子が伝わった」とたたえ、本道の子どもたちの育成に向けて、さらなる連携、協力を呼びかけた。

　表彰式では、青田会長、道教委の大川局長らが、各賞受賞単Ｐの代表者に表彰状と記念品の盾を贈呈した。

　続いて、審査委員会の村瀬千樫委員長が講評。全体の傾向として、企画、文章、構成などすべての面で質が向上したこと、読み手である保護者、教師、子どもを意識した読みやすいものが多かったことを伝え「学校への愛情、学校に協力する意識を強く感じる内容だった」とたたえた。

　また、充実した広報紙の制作のため、工夫した企画・編集、乗り越えた課題など、後任に引き継いでいくよう期待。「広報紙は愛情のこもった文化であり、ＰＴＡの顔でもある。その精神と記録のバトンを、つぎの人たちに渡してほしい」と述べた。

　最後に、受賞者を代表して岩見沢市立緑中ＰＴＡの横畑美記副会長が謝辞。「企画、インタビュー、写真撮影など各自ができることに努め、みんなの頑張りが認められたことを心からうれしく感じる。今回の受賞で、学校の活動が全道や全国にも伝われば」と喜びを語った。

　第三十五回全道ＰＴＡ広報紙コンクールの大賞、優秀賞受賞の単位ＰＴＡはつぎのとおり。

▼大賞

▽道知事賞＝帯広市立啓北小

▽道教委教育長賞＝岩見沢市立緑中

▽道ＰＴＡ連合会会長賞＝北見市立小泉中

▼優秀賞

▽日本ＰＴＡ全国協議会賞＝帯広市立豊成小

▽日本教育新聞社賞＝北見市立高栄中、帯広市立帯広第一中

▽道小学校長会賞＝石狩市立生振小、北見市立南小

▽道中学校長会賞＝旭川市立中央中、北見市立南中

▽道公立学校教頭会賞＝苫小牧市立啓北中、北見市立小泉小

▽道ＰＴＡ連合会賞＝小樽市立花園小、旭川市立神楽小、北見市立北中

▽道ＰＴＡ安全互助会賞＝旭川市立広陵中、北見市立温根湯小、芽室町立芽室中

(関係団体 2018-03-13付)