道立学校管理規則を一部改正―道教委 校長許可で従事可能に 教職員の進学講習業務など(道・道教委 2018-03-16付)
道教委は、十四日の教育委員会会議で、道立学校管理規則の一部を改正する教育委員会規則を決定した。
学校における働き方改革の一環として、道立学校職員の服務に関する教育長の許可等の権限の一部を校長に委譲することで、学校からの申請に関する事務手続きを簡素化するもの。
具体的には、所属教職員の営利企業への従事などのうち、PTAなど「幼児、児童または生徒の活動を支援するために特に必要と認められる団体」が運営主体となって、自校の生徒を対象に実施する進学講習などの業務に従事する場合、校長が許可を行うものとする。
また、社会教育委員会など、市町村に置かれる教育に関する事項を所掌する委員職を所属職員が兼ねる際、校長が承認を行えるよう改めた。
このほか、連携型中高一貫教育を行っている湧別高校、羅臼高校の連携先の中学校が廃止、統合されたことに伴い、規定を変更した。
四月一日から施行する。
(道・道教委 2018-03-16付)
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